ゆっくり株式投資術

株式分割の不思議

実際に買った株が株式分割になった時に不思議に思ったことです。

 

2005年5月20日、株主優待目当てで購入したゼンショー(スキヤなどの飲食店を展開)から、1株を2株に分割するという通知がきました。

 

ヤフーが何度も株式分割していたことは知っていましたが、ゼンショーが分割されるのは予想外でした。

 

株式分割とは、1株が2株に増えた分、株価は1/2になります。結果として、株数×株価の資産は変わらないわけです。 まあ、単純に株数が増えるのですから、なんとなく得した気分になりました。2004年5月10日に買った時が100株だったので、1年後に200株になりました。

 

ゼンショー株を売る予定はなかったので、株式分割後、株価もあまり見ていなかったのですが、気が付いたら買った株価と同じくらいの価格になっていました。つまり、株数は倍になり、株価は買ったときと同じということは、分割した100株分が利益となったわけです。

 

その後、ゼンショー株は最初に買った価格を越えていました。

すると、2005年11月18日、またしても株式分割の通知がきました。最初に、100株買ったわけですが、倍になり、さらに倍になり、400株になってしまいました。

 

その後、株価はどうかと言うと、2005年12月12日時点で2,700円です。買った時の価格1,948円を超えています。

 

買った時が、           1,948円 × 100株 = 194,800円

2005年12月12日時点が、 2,700円 × 400株 = 1,080,000円

 

この時点で売ったとすれば、90万近く利益が出るということです。ただし、ゼンショー株は長期保有の予定なので、売る気はありません。逆に500株まで増やせれば、優待券が倍になります。この勢いだと、2006年も分割があるかもしれません。

 

何なんでしょう。単純に株式分割は株数が倍になり、株価が1/2になるだけではないのでしょうか?

これは、株主として嬉しいことのようです。

だとすれば、株式分割しそうな、株を買えばいいのですが、素人には分かりません。。。

買いたい株を買えば、こんなこともあるということでしょう。

 

 

 

 

 
 
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